2024年12月24日
記憶・・・㏌フエ
シンチャオ!
街は、あちこちクリスマス模様です。
ですが、クリスマスプレゼントの習慣はない、ベトナムフエです。
利用者の様子をお伝えします。
住職さん
笑顔が増えリラックスして生活できてきました。
身体が固く、怖さもあるようです。動くたびに
「お~怖いよ!転びそうだ!」
「前に転んだことがあるから怖いんだよ」
転倒骨折したため、恐怖感があるようです。
食事や水分も、温かいものでないと食べません。
バナナも形、色にこだわります。
「色が悪いね、お腹を壊しそうだから食べない・・・」
お茶も、小さなカップに入れます。温かい事を確かめる為、触ってもらうと納得し口へ運びます。
「それは誰からもらったんだ?」と食べものを提供する度に質問されます。
私が先生にあげるものです。と伝えると納得します。
「私は泥棒ではない!」
と常に話します。
昔、ハノイのお坊さんが訪れた時に、帰る際にそのお坊さんは鍵を掛けなかったそうです。
すると、物が沢山無くなったそうです。
「私は盗んでいない!私ではない!」と訴えたそうです。
北の人は怖い、フエが一番、ホーチミンが二番・・・だと何度も呟きます。
そん時の記憶が忘れられないようです。
扉をしっかり閉めなさい。
鍵を閉めなさい。
部屋には沢山人を入れないで!
と
「大丈夫ですよ。しっかり閉めましたよ!」
「よし!」
今日は、気分が良いのか沢山の歌を唄っています。
笑顔で歌っていたと思ったら・・・
徐々に、悲しい歌になりました。
母親を思い出す歌だったそうです・・・・・・涙
その後は、再び機嫌よく唄い、食事も拒否して歌い続けます。
「座って聞きなさい」と、職員を脇に座らせ、今も歌い続けています・・・
手拍子をして、聴いています。
チャオ!