シンチャオ！
雨が滝のように降ったり、止んだり・・・のフエです。

今日は、日本から持ってきた便利グッズを紹介します。

こちらです。「お薬クラッシャー」です。

日本では、錠剤が飲めないと粉砕して処方されます。
ベトナムではそのような事はしません。

薬は錠剤・液体・カプセルです。
錠剤も大きく硬いです。

介護ホームでは、錠剤を飲めない方へ叩いて細かくしていました。
小さな袋に入れて、スプーンなどで叩き「カンカンカン！！！」と音が響きます。
袋も弱いので直ぐに破れる為、袋には優しく、錠剤には力を込めて・・・と難しいです。

看護師たちは慣れた手つきで叩きます。

薬の量も多いのです。
基本、朝・夕の2回ですが、朝の薬が多い！

一人ずつ袋に入れて管理しています・・・

一日分をお薬ボックスにセット。（これも日本からの持ち込みです）

2.3人分、それぞれ5.6個の錠剤を、朝・夕に「カンカンカン！！」と薬を潰す業務がありました。

「日本ではどうしてるんだ？薬を潰すとき」
「日本では薬局で粉砕して処方してくれるんですよ」
「へ～凄いな」
と、薬をカンカンする度にする会話でした。

この「お薬クラッシャー」が来てからは、カンカンの音は無くなりました。
業務効率化にも繋がりました！
袋の購入頻度も下がり、経費削減に微量ですが繋がりました。


ちなみに、ベトナムの薬は、子供も大人も殆ど同じ薬だそうです。
子供には、錠剤を半分に割って飲ませてね。
と、割った状態で処方はせず、シートのまま処方し、飲むときに割る。
だそうです。

容量用法を守って服用しましょう。

チャオ！