2024年10月16日
鼻腔から常食へ・・・inフエ
シンチャオ!
早番勤務が始まり、出勤の朝5:30でも食事やコーヒー屋さんが当たり前に開店している
ベトナムフエです。
利用者の状態変化をお伝えします。
ドイツ生活40年の男性
入居当時は、左麻痺:鼻腔チューブが入り寝たきりで入居されました。
(3ピース)
端坐位の保持も出来るようになり、経口摂取も練習しチューブも直ぐに外れました。
舌の動きが悪く、噛むことが出来ずにずっとお粥。すすって流し込む、状態でした。
会話も増えて発語もしっかりできるようになりました。
徐々に小さく柔らかいものは、呑み込めるようになりました。
天気が良く、皆で散歩です。(普段は歩行も出来ています)
自分の意思も伝えられるようになってきました!!!
「キウイが食べたい」
「ヨーグルトにキウイを混ぜるのではなく始めからキウイが混ざっているヨーグルトが食べたい」
(料理人なので味にはこだわります)
時には、皆でマッサージ機(皆さん眠ってしまっています)
時には親族とも言い合います。
「俺のお金なのに!勝手に他の人に渡すな!なんでそんなことをするんだ!」と
涙ぐみながら親族に訴えかけていました。
発語も、意識も、身体機能もみるみる向上していきました。
そして、先日は常食を食べられるようになりました!!!
みそ汁(あさり)を見せると「飲むよ!みそ汁はワカメと豆腐が一番美味しいんだよ」と(笑)
朝の身だしなみの際には「髭剃りは2枚刃が剃りやすい。病院のは切れなくて痛い」と訴えていました。
家族がカミソリを準備すると、今までは介助されていましたが
「貸して・・」と
自分で綺麗に剃っていました!
みるみる元気になり「職員が居ないなら、一人でリハビリに行ってくると」まで話します。
(お~それは危ないですよ~一緒に行きましょう!)
今月末まで利用し、もっと元気になり自分で出来る事を増やし
フエの親戚の家には帰らず、ドイツに帰ることを目指しているそうです!
頑張りましょう!
ちゃお