2024年06月26日
通訳さんとの介護研修
シンチャオ!
最近は33°くらいの気温で落ち着き、過ごしやすいベトナムフエです。
先日、通訳さんと介護研修を行いました。(目次です)
介護現場での通訳は様々な知識や対応が必要だ、と気づいた為です。
「通訳」として利用者の前に介護職員と一緒に居ると「あなたは立ってるだけで何もしないね」
「日本人ばかりやるんだね」と言われたりしていました。
利用者にとっては「通訳」だけではないのです。
「通訳者」だけではなく、時には「利用者とコミュニケーション」の相手にもなります。
そうなると私は「目線を合わせて」「ゆっくり話して」「連呼しないで」「ダメって言ってはダメ」などと
その場その場で、伝えることが多くなってしまいました。
介護場面の違いで立ち位置も変わり「今は、ここに居て」「今は部屋から出ていいよ」など混乱させていました。
通訳としてだけでも「医療用語」「介護用語」「下北弁」 覚える事がたくさんなのに・・・
ですが、通訳さんから「通訳は、ただ日本語を話せるだけでは出来ません。勉強が必要です。介護も勉強したい」と
頼もしい言葉を聞きました。
よし!一緒に勉強しましょう!と実施しました。
。。。
コミュニケーションでは
基本を勉強した後に、通訳さんと一緒にケア別での立ち位置を決めました。
認知症ケアでは、病気の理解と、実際の場面を想定して意見を出し合いました。
認知症になっても、全部わからなくなる、何も出来なくなるんではないんですね!!!と、うなずいていました。
今迄の利用者の思い出話をしながら「あの時は難しかった、でも初めて会話出来た時は嬉しかった」と、それぞれの
思いを話し合いました。これからも難しい事も、嬉しい事も、たくさん共有しましょう!
大切な人材です。
私たちもベトナム語の学びを頑張ります、一緒に勉強しましょう!
チャオ!