シンチャオ！
５月９日から利用され、２か月の利用予定だったThuýさん・・・
急遽、家族から退居を決めた事伝えられました。
2日前までは、家族は大量のリハパン・おしり拭きを購入していました。
「その時は、まだ居るつもりだったんだけどね・・・」と家族

・・・何か理由があったようですが、本心は伝えてくれませんでした・・・
家族の居心地が悪かったのかな、と思っています。

一か月半の利用でしたので、お互いに思い出がたくさんできました。
帰る前の日は、思い出話しをたくさんしました。

「私は、みんなから見て何か良くなった点はある？」
　　　

「たくさんありますよ！今のように真っすぐ座れなかったんですよ」
「起きることを怖がり、嫌がっていたんですよ。何をするのも怖がって」
　

「寝ている時、身体を動かしても自分で戻せなかったんですよ。今は自由に身体を戻せますよね」

「フフフ・・・そうかな。自分では良くなった気がしないんだけどね・・・」
凄く頑張りましたよね。ここまで頑張った自分を褒めてください！
するとThuýさんは、涙が出るのを必死に我慢していました。
「泣くと病気だって言われるから・・・」と必死に我慢していました。

退居の日
家族の準備したパジャマは男性用のため、少し恥ずかしそうです
　　
一緒に！一緒に！あ、一緒に！と、一人づつ増えていきました。

最後は、頑張って笑顔を見せてくれました。


車の後ろに、寝て行きました。
自宅までは、７時間？かかるそうです。

自宅では、お姉さん・お姉さんの息子。Thuýさんの息子・Thuýさんのお母さん、とで介護するそうです。
息子さんは「帰ったら皆居ないからね～ナースコールもないからね～ヨコ～って呼んでも居ないからね～」
「僕を呼ぶんだよ」と
優しい表情で伝えてました。

あ～私も、寂しさと、心配と、応援する気持ちが混ざっています。
家族には「頑張って下さい！」と応援しました。お姉さんの抱きしめる力が強くて、泣きそうになりました。

また受診しにくるし、利用する可能性があるよ。
と、再会を約束しました。

皆さんお元気で！
チャオ！