2024年05月14日
ベトナム:高齢者介護ホーム
シンチャオ!
気温42°は落ち着きましたが、平均32°で心地よさを感じるベトナムフエです。
私は上下肌を出していますが、街を歩く人は日焼け防止のため肌を出しません。
先日、新規利用者が入居されました。
39歳女性、脳梗塞。左半身麻痺。
自宅はkon Tumという地区で、フエから車で8時間の距離だそうです。
自宅で倒れ、地元の病院へ行きましたが医療環境が整っておらず、フエ中央病院へ転院を希望したとの事です。
ICUから退院しましたが、自宅では暮らせる状態ではない為、介護ホームを利用し元気になる事を願っています。
ICUの環境は生活の環境ではないため、入居後は生活のリズムを整える事から始めます。
環境にもなれず、不安や痛みへの恐怖、心配事が多い様子で夜は眠れません。
眠れずに一晩中、痛み、かゆみ、排泄、不安を訴えています。
リハビリの際は、痛みに耐えられず泣きながら行っています。
ですが、時折笑顔も見せてくれます。
ケアをする際は、常に職員の手を握ります。不安や、寂しさがあるようです。
利用後まもなく、お粥を提供していましたが、摂取量が少なく「お粥はイヤ」との事で常食へ変更。
「美味しい!」と摂取量も増えてきました。
眩暈を訴えることが多く、車椅子移乗はまだ出来ていません。
今出来る事をゆっくり行っていきます。
ベトナムは一人でいる時間は殆どなく、常に誰かと一緒に居ることが普通です。
たくさん、会話しましょう。なんでも話してくださいね。
チャオ!