2022年12月05日
3つの社会福祉法人の視察団がフエを訪問されました
11月27日から11月30日までの4日間、
3つの社会福祉法人の視察団10名がフエ市を訪問されました。
3法人は、当法人も加入している「みちのく社会福祉協同組合」に加入されています。
私たち海外事業部ベトナムフエ事業所としても2019年以来、
約3年ぶりの日本からの視察者対応となりました。
視察団のみなさんは、まず今回のフエ市訪問の一番の目的である
介護技能実習生候補者と受け入れマッチング面接を行いました。
対象となるのは、当法人がフエ医療短期大学で開講していた
日本式医療・福祉・日本語選択コースで日本語と介護を学んだ候補者です。
(写真1 受け入れマッチング面接)
マッチングの結果、参加した候補者全員が内定をもらい日本へ行くことが決まりました。
また日本語センターの授業や寮など、ベトナムで日本語を学ぶ
学生の生活状況についても視察されました。
視察団のみなさんは、他にもフエ市内にある3つの病院、
フエ省リハビリテーション病院・国立フエ医科薬科大学付属病院・国立フエ中央病院へも
訪問し、病院見学と意見交換会を行いました。
(写真2 国立フエ医科薬科大学付属病院での意見交換会)
(写真3 フエ省リハビリテーション病院での集合写真)
例年、11月末のフエ市は雨季の影響で雨が降り続き気温も下がるのですが、
みなさんの滞在中は雨がまったく降らず連日30度近くまで気温が上がり
とても暑かったです。それでも予定通りすべての視察を終えることができました。
日本では新型コロナウイルス感染対策としてマスクをつけている方が多いですが、
ベトナムでは、町のほとんどの人がマスクをしていない、
病院でもマスクをしていない人が多いことに大変驚かれていました。
視察団のみなさんは、
「ベトナムの生活環境や病院での現場を直接見て、介護技能実習生を受け入れるときに
対応しなければいけない問題点を確認することができた。また他の社会福祉法人と
技能実習生の受け入れや介護の現場の状況について意見交換をすることができた」と
話していました。
当法人は、技能実習生の受け入れが決まった社会福祉法人に、
協同組合を通じて今後も技能実習生の受け入れに関して協力していきます。
(宮本慧)