2022年03月22日
日本へ行く技能実習生たち
シンチャオ!
青森は、先週忘れ物をしたかのような雪模様だったみたいですが、
こちらフエは、蝉の声がうるさくなってきて、初夏の陽気です。
まだ、日中の気温が30度後半から40度になることはなく、
1年の中で最も過ごしやすい気候の日が続いています。
※この最も過ごしやすい時期は、年によって良く変わりますが、
概ね3月4月は比較的過ごしやすい日が多いです。
さて、タイトルの通り、今日は日本へ行く技能実習生たちの近況を報告します。
ほぼ1年前の日本入国へ向けて準備をしていた技能実習生。
むつにある、特別養護老人ホームみちのく荘に2人、金谷みちのく荘に2人、
十二林ショートステイに1人の合計5人がいます。
コロナ禍にあり、ベトナムの状況、日本の外国人受入の状況が刻々と変わる中、
じっと我慢して約1年間待ち続けています。
この3月に、ようやく日本入国の制限が緩和され、
5人のビザ取得に向けた準備を進め、現在はビザが認可されるのを待っている状況です。
メディアでは昨年10月頃、約40万人の外国人が日本に入国できず足止めされていると
報道されました。
そのうち、多くを占めるのがベトナム人であり、その中でも技能実習生の割合は
過半数以上を占めると言われていました。
昨年10月に一時的に入国制限が緩和され、その際に入国が叶ったベトナム人もいますが、
現時点でも、約7万人ほどのベトナム人技能実習生が日本入国を待っています。
家事手伝い、アルバイト、就職など、待っている状況は5人様々ですが、
夜のオンライン学習を粘り強く続けて、あと少し待ち続けています。
早く日本へ行きたい。
早く勉強した介護の仕事がしたい。
近々日本へ行けるとなった現状で、5人の実習生の目にも、明るい光が戻った感じです。
むつの桜が咲くよりも、少し遅れて、5人の実習生の心にも大きな桜が咲くようにと願っています。
チャオ!