2022年01月22日
ベトナムのテト パート3
2月1日に2022年のテト(旧正月)を迎えるベトナム。
今月は、海外事業部ベトナム・フエ事業所で勤務する3人のスタッフから、
それぞれのテトに関するレポートをお送りいたします。
最終回のパート3は、フエ事業所で日本語講師として2018年8月から働く宮本先生からのレポートです。
ベトナムのテト
テトが近づいてくると、街の様子が変わってくるので、「もうすぐテトだな」と感じます。
お店の入り口や店内に、テトを祝う文字や絵が描かれます。
ステッカーなどで飾るところもありますが、手書きで描かれているところもあります。
ちなみにテトを祝うための飾りや文字は、テトが過ぎてもしばらくそのまま残っています。
消すのが惜しいのかもしれません。
スーパーではギフトセットや、お菓子の詰め合わせがならびます。
お菓子やビールも包装がテト用の特別なものになります。
そして子供たちにとって大切なお年玉袋などが並びます。
テトの飾りは赤い色をしたものが多く、お年玉袋も赤いものが多いです。
ベトナムの紙幣は日本の紙幣より小さいため、お年玉袋も細くて短いものが多いです。
ベトナムではテトに、家の玄関に梅の花を飾る習慣があります。
テト前になると道路で花が売りに出されるようになります。
私は買うことはありませんが、並んだ花の写真を撮ったりします。
同じようにベトナムの人たちが記念写真を撮っているのも見かけます。
ただ、テト期間中ほとんどのレストランが休みになるので、
普段から外食をすることが多い私は、開いているお店を探すため
フエ市内をさまようことになります。
それでも探せば開いているお店がいくつかあります。
テトのため少し値段は高くなりますが、現地の美味しいベトナム料理を食べることができます。
(宮本 慧)