海外事業部 ベトナム/フエ事業所

2021年08月25日

ベトナム 2021コロナの夏リポート① 国内の様子

シンチャオ!

昨年は新型コロナの感染拡大の抑え込みに成功して、
各国から称賛されていたベトナムですが、
今年4月頃からの国内各地での市中感染からの感染拡大が、
現在も勢いが収まる状況にありません。

フエから南に1,000キロほどの場所にある、
人口約900万人、ベトナムの経済の中心であるホーチミン市。
近隣の省には大規模な工業団地があり、約2,000万人ほどの経済圏があると言われています。

そのホーチミン市での感染拡大が収まらず、
陽性者(F0)、陽性者の接触者(F1)、F1の接触者(F2)と細かく分類されたうえで、
F2までの人が基本的に強制隔離または自主待機と再検査をしての陰性証明が求められる。
強制隔離施設は軍隊の施設や、医療施設が該当するが、ひっ迫するキャパシティに対して、
現在は強制隔離も自宅で行わざるを得ない状況です。

国内全体の感染者数は右型上がりでしたが、ここ2週間は10,000人前後で小康状態です。
そのうち、約8割がホーチミン市を中心としたベトナム南部での状況です。

一方で、フエ事業所がある中部のフエ省。
省の南側及び西側を山に、東側を海に囲まれた地形のため、
南側と西側それぞれでの検問所での検査を厳格にしているおかげで、
フエ省流入時に検査で陽性になっても、強制的に省内の隔離施設への移送をされるため、
フエ省内及びその中心であるフエ市内での市中感染はほとんど発生していない状況です。

とはいえ、国外及び国内からの観光客流入による観光収入が、
この1年半でぱったりと止まってしまったため、
ホテル、旅行者向けの飲食店、土産物、旅客運送、文化観光施設、ツアーガイドなどの業種の方が
活動する機会がほぼ無しになるという状況になってしまいました。
海外からの旅行者の受け入れ制限は致し方ないにしても、
国内移動に厳しい制限が課せられているので、フエに出張、観光で来るベトナム人の数も激減しています。

まだまだまだまだ、先が見えない状況ではありますが、
新しい取り組み、今までとは違った取り組みをしながら、各企業や個人が存続をかけて奮闘している状況です。

次回は、リポート② 教え子たちの様子編をお届けいたします。

チャオ!

一覧ページへ

各種お問い合わせはこちら

お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせ

TEL:+84-91-784-7410

  • みちのく荘サービス検索

このページの上へ