2020年10月02日
「日本で働く」に向けて
シンチャオ
幾分暑さが和んできた、フエの町です。
フエ医療短期大学のコース1期生の学生たちは、
本来10月の卒業予定でしたが、今年はコロナの影響もあり、
卒業に必須の病院実習が数回延期となったため、
学校の卒業時期も11月半ばとなりました。
卒業後の日本行を考えている学生たちにとっては、
日本のコロナの状況は大丈夫かな?
本当に自分は日本に行けるのだろうか?
という不安がまだまだ拭い去れない日々ではあります。
そんな中、社会福祉法人青森社会福祉振興団が中心となって設立された、
みちのく社会福祉協同組合と、フエにある技能実習生送り出し会社DAYSTAR社との間での、
技能実習生の送出し・受入契約が、ベトナム労働傷病兵社会省海外労働管理局から正式に認可されました。
これで、胸を張って日本への送出しの道筋が出来ましたと言えることでしょう。
また、パートナーであるDAYSTAR社は、
フエ省内のいくつもの大学、短期大学、専門学校などとの協力体制を構築し、
若い人材確保を積極的に進めています。
先日、DAYSTAR社が主催した、フエの若者への労働の機会というトークショーに、
パネリストとして招待されました。
当日は、フエ省労働傷病兵社会局、フエ省就労支援センター、フエ省職業訓練短期大学の関係者とならび、
日本での就労の機会、ならびに、フエにいて直接日本へ行く前の教育をサポートしているということ、
ベトナムにいる間、日本にいる間、どこにいても顔が見える関係性の中での就労機会の提供という、
法人が持つ強みについても説明をさせていただきました。
介護や日本語を教えた学生が、日本に行くまでの過程、日本に行ってからの過程も、
親身になって全力応援していきたいと思います。