私たちケアマネジャーの役割は、在宅で暮らす高齢者または40歳以上の特定疾病の方からの相談を受けて心身状況や取り巻く環境をマネジメントし、自立した生活を送るための必要な介護サービスを提案させていただくことです。そして一人一人に合わせた介護計画（ケアプラン）を作成し、その後も定期的に実施状況を確認しながら、望む生活に近づくお手伝いをさせていただくことです。

　必要時にはご本人様・ご家族様、担当ケアマネジャーだけでなく事業所の担当者にも来ていただき、普段の様子や困り事、サービス利用時の様子などを伝え合う「サービス担当者会議」を開催します。

　

　昨日もサービスを利用して１ヶ月を迎える男性利用者様のご自宅をデイサービス・ヘルパー事業所の方と一緒に訪問し話し合いを持ちました。元々人見知りの強い利用者様なのでデイサービスではどう過ごしているのか、ご本人様に聞くと「楽しかったよ」とは答えるもののご家族様は心配に感じていました。今までもデイサービスや担当ケアマネの私から様子を報告してはいましたがデイサービス職員に実際の活動の様子を映像で見せてもらったり、ご自宅でも奥様の家事を手伝ったりする優しい性格がデイサービスでも見られているとの話を聞いて安心されていました。ヘルパー事業所からも自宅訪問時や病院の付き添いの様子の報告がありました。

　　書類のやり取りだけではなく一堂に会して情報交換をすることで私たちもご本人様・ご家族様の生活を理解し、困り事に気付くことができます。私たちは、常に相談しやすい関係づくりを心がけています。