2021年07月30日
暑い日が続きますね☀
こんにちは!
訪問看護の沢田です!
梅雨もあっという間に明けて、連日30℃近い日が続いていますね(^^;
毎日汗だくです☀
そんな暑い時期に注意していただきたいのが『食中毒』です!
食中毒には『細菌性』と『ウイルス性』があります。
今回は特に夏場に多い『細菌性』の食中毒について紹介します!
細菌性食中毒は食中毒全体の70~90%を占めています。
感染した細菌によって『感染型』と『毒素型』に分類されます。
×感染型×
細菌が体内に入り繁殖、または細菌が繁殖しているものを体内に取り込むことで発症
〈代表的な原因菌〉
サルモネラ・カンピロバクター・腸炎ビブリオ・病原性大腸菌etc.
×毒素型×
生体内毒素型⇒体内に入り込み増殖した細菌が作り出す毒素で発症
〈代表的な原因菌〉
腸管出血性大腸菌・セレウス菌(下痢型)etc.
食品内毒素型⇒食品内で増殖した細菌が毒素を作り出し、それを飲食することで発症
〈代表的な原因菌〉
黄色ブドウ球菌・ボツリヌス菌・セレウス菌(嘔吐型)etc.
☆☆予防のポイント☆☆
調理器具や調理環境の洗浄・除菌・乾燥
手指の消毒(傷があるときには食品を直接触らない)
ナマモノは中までしっかり加熱
あまり作り置きせず、保存は冷蔵庫・冷凍庫へ
食中毒は腹痛・下痢・嘔吐・発熱などの症状が数日~2週間程度続きます。
下痢や嘔吐が続くことで脱水症状を引き起こし、重症化すると死に至ることもあります。
特に小児や高齢者では重症化しやすいので注意が必要です!
食中毒症状が出たら速やかに受診しましょう!!
それでは暑さに負けずに夏を乗り越えましょう❕