2012年10月15日
H24.7月のヘルパー研修
今回は「移動介助方法」について-
『スライディングシート』を用いた方法についての研修です。
(「スライディングシート」とは、介護される人を安全に移動・移乗させる介護補助具です)
介護する人=”自身の力”(人力)に頼ることなく、介助動作の負担軽減ができる。
介護される人=ベッド上での移動、体位変換が安楽にできる。
摩擦が減り、褥瘡のリスク軽減できる。
↓
介助時に摩擦を減らし、介護する人、介護を受ける人、双方の負担を軽減します
軽くて、どこにでも携帯可能なビニール製ですが、ビニールと異なる点は、
・ 表面が滑る素材
・ 使いやすい大きさ(いくつかサイズがあります)
・ 静電気防止加工が施されている
・ 洗濯機で洗える
・ 破れにくい縫製処理がされている ・・・ などです。
さて、研修参加者の感想です -
・ スライディングシートは知っていましたが、現場では使用したことはもちろんのこと、
使い方も把握していませんでした。介護の負担も軽くなると思いました。ベッド上だけでなく、
車椅子でも使えるのは、とても感激しました。今後、利用者さんのとこで活用していきたいと
思いました。
・ 以前使用時は、ご利用者様の身体の下に押し込み、そのままシートを引っ張る方法でしたが、
今回は、シートを利用し、ベッド上で身体を上に引きあげる時のやり方でした。
シートが肩と臀部に敷く事によって膝を立てて頂き、介助する際に押すだけで、
簡単に、「スー」っと上がるのには驚きました。いろんな方法があると知りました。