2012年08月29日
H24.6月のヘルパー研修
今回のテーマは 『ボディメカニクス』
人の体に、外部から重力や抵抗が加えられた時に、
筋肉や骨、関節などが関連しあって起こる姿勢や動作のことです。
さて、ここで次の2つの問題にチャレンジです!!
問題1.
次の2枚の画像のうち、どちらが、腰に負担をかけずに持ち上げることができるでしょうか?
A: 腰をおとして持ち上げる B: そのまま持ち上げる
問題2.
同じ力で、どちらが「勝つ」と思いますか?
A: 両足を広げて押す人 B: 足を閉じて押す人
さて、こたえは こちらから→ 解答.pdf
いかがでしたか?
2つの例を問題形式にしてみました。
小さな力で大きな物を動かしたり、持ち上げたりすることが出来、
介護の仕事に携わる私たちにとって必要な技術です。
「ボディメカニクスの8原則」の実践に取り組んでいます。
それでは、参加者の感想です・・・
■ 研修では、人間の姿勢や動作時の「骨格・筋」を効率よく使う方法を勉強し、無駄な
動作をせずに最小の労力で最大の効果をあげる事ができ、私達介護者お互いの
安楽の為に必要な方法でした。介護者は身体が資本だと考え、日々の健康管理を
する上で、業務に積極的に取り入れていきたいと思いました。
■ 介護の技術としてボディメカニクスがあるので、体の仕組みを理解し、どうしたら
負担を少なく介護できるか考えて仕事をする必要があると思いました。重心移動や
体を上手に使って、利用者へも負担のない介護を行っていきたいと思いました。