2022年10月18日
口腔機能訓練
徐々に寒さが強まり、紅葉も色濃くなった今日この頃・・
皆さま、寒暖差によって体調崩されていないでしょうか?
7月から当施設において、歯科衛生士による『口腔機能訓練』が始まりました。
口腔機能訓練とは、食事や発音に必要な口の機能が衰えないように歯科衛生士が個別に行う訓練です。
歯科衛生士と口腔機能訓練を行っている様子です。
ストレッチを中心とした嚥下体操で飲み込みを良くします。
数を数えながら行うプッシング体操は、しっかり声を出すことで声帯の周りの筋肉や横隔膜を鍛えてきちんと咽ることができるようにします。
口腔内を観察する時に気を付けて診るのは「舌の姿」です。
舌苔、乾燥、むくみ、圧痕(舌を歯に押し付けたときに出来る型)を見てサポートが必要な部分を探る手掛かりにしています。
口の働きは私たちの食べる楽しみを支えるだけでなく、栄養を摂取し、筋肉量を増やしたり、抵抗力をつけるために必要なものです。
当施設では、希望すれば事前に自分の口腔機能を知るためのテストを受けることができますので、ぜひお声がけ下さい。