2021年08月30日
関野凖一郎氏【青森編③】
もうすぐ9月、残暑が続きますが暦の上では秋。
むつ市も短い夏が終わり、朝晩は寒いほどです。
さて今回は【青森編③】関野氏18歳頃のお話をしたいと思います。
青森中学卒業後、家業である肥料問屋に従事しながら、版画制作を続けていました。
18歳のときには裸婦を描いた「孔雀模様」が第2回日本版画協会展覧会で初入選。
その翌年には第3回東奥美術展覧会で「城」「初秋淺虫」「ネブタ祭図」が初入選を果たします。
数々の作品で受賞し、版画家として活躍の場を広げていきました。
関野氏の版画熱は燃えさかりましたが、肥料問屋を継ぐべき長男...喜ぶべきことではありませんでした。
次回は青森編最後です。お楽しみに!