2021年06月17日
関野凖一郎氏【青森編①】
あっというまに今年も半分が過ぎようとしていて、
過ぎる時間の早さに驚かされます。
今年もまるめろ美術館前のつつじは綺麗に咲き誇り、
コロナ疲れの私達を癒してくれているようです。
さて、今月から関野氏ご自身の生い立ちなど改めてご紹介したいと思います。
今回は【青森編①】、関野氏の幼少期のエピソードをお話します。
関野氏は1914年(大正3年)10月23日魚粕の肥料問屋の長男として青森市に生まれました。
隣町には棟方志功氏の生家があり、善知鳥(うとう)神社で油絵を描いている棟方氏の絵の具を持たせてもらい、
少年時代の関野氏達はそのあとをぞろぞろ歩いていたというエピソードがあります。
小学校からの同窓生には、関野氏が版画に興味をもつきっかけとなった根市良三氏もいました。
ふたりは遊び仲間であり、幼い頃から絵や文学に興味を持っていて、根市氏の家で文学書や画集などを
愉しませてもらうことで大きな刺激になったと著書で語っています。
次回は学生時代のエピソードの予定です。お楽しみに!