2020年09月26日
秋の訪れ
日に日に秋の気配が濃くなってまいりました。
さて、秋を詠んだ歌といえば、皆さんは何を思い浮かべますか。
おそらく多くの方が、百人一首にも選ばれている、
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
藤原敏行
を思い浮かべるのではないでしょうか。
実は、この歌は立秋(今年は八月七日)に詠まれた歌とのこと。
夏真っ盛りの時期に、風の音に秋の気配を感じる昔の歌人の感性に、
私たちの方が驚かされますね。
皆さんは、どんな時に秋の訪れを感じますか?
コロナ禍の中、遠出を控えていらっしゃる方もまだ多いと思いますが、
このさわやかな季節を上手に楽しみたいですね。
季節の変わり目、くれぐれも体調など崩されぬようお気をつけてお過ご
しください。