2020年04月23日
臨時休館延長のお知らせと展示作品のご紹介
新型コロナウィルス感染症の感染予防のため、引き続き臨時休館とさせていただきます。
再開につきましては、あらためて当館ホームページにてご案内させていただきます。
ご来館予定の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
今回は、「水辺の風景」展の中から『親不知』をご紹介いたします。
(1984年製作)
親不知(おやしらず)は、新潟県糸魚川市の西端に位置する崖が連なった海岸で、
日本海の海岸の断崖絶壁に沿って狭い砂浜があるだけで古くから交通の難所として
知られており、「親不知」という地名の由来はいくつかあるようです。
・北陸道最大の難所で、断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻み、波打ち際を駆け抜ける際に
親は子を忘れ、子は親を顧みる暇がなかったことから親知らず・子知らずと呼ばれるように
なった
・平清盛の弟、頼盛の夫人が夫の後を慕って親不知を通りかかった折、2才の愛児をふところから
取り落とし、波にさらわれてしまった際に悲しみのあまりに詠んだ、
『親知らず 子はこの浦の波まくら 越路の磯の あわと消えゆく』
という歌が由来になった
~糸魚川市観光協会HPより~