みなさんこんにちは。
全国的に気温が高くなってきていますね。
これからが夏本番です☀
夏バテや熱中症とならないよう、日々の食事、
睡眠を十分にとりましょう！


今回は高齢者の体力測定の第2弾として『片足立ちテスト』についてご紹介します。


片足立ちテストはバランス能力をみるテストとして広く知られています。
片足立ちテストでは、立っている姿勢を崩さずに保つための
筋力や平衡感覚、感覚機能などが評価され、
これらは「歩く、階段の上り下り、物を跨ぐ、
ズボンや靴下の脱ぎ履き、床のものを拾う」など
日常生活の様々な状況で発揮される能力です。

身の回りのことを転ばずに行うことができるよう、
今の自分のバランス能力をチェックしてみましょう。

腰や膝などの痛みが強い方や普段から転ぶことが多い方は
セルフチェックではなく、受診をして専門の方に相談してみましょう。


【　準備するもの、測定する環境　】

ストップウォッチを用意します。
スマートフォンの機能を使用しても大丈夫です。
バランスを崩しても転ぶことがないように、
必ずどなたかに計測してもらい
すぐに支えることができる手すりやテーブルの側で行いましょう。
騒音で気が散り、正しく測定できないことがあるため
静かな環境で行いましょう。

【　測定する姿勢　】

両手を腰に当てる、または両腕を体側に自然に垂らします。
両手を広げてバランスを取ることはNGです。

足は床から5㎝ほど浮かせる程度とし、高く上げすぎないようにしましょう。

【　測定方法　】

左右どちらかの足の裏が床から離れた瞬間～足が着くまでの時間を計測します。
また、写真のように床に着いている足の位置がずれたり
体や足が揺れるように大きくバランスを崩した場合も測定終了です。
左右2回ずつ測定し、良い数値で評価します。

【　評価の目安　】

年齢や性別、病気やケガの有無、運動習慣などにもよりますが
高齢の方では片足立ちの計測結果が
おおむね　60秒以上⇒バランス良好
15秒以下⇒転倒する危険性が増加
5秒以下⇒転倒する危険性が非常に高い
とされています。

片足立ちはバランス能力を見るテストですが
バランス能力をアップする練習方法としても効果があります。
手すりなどにつかまって安全に行い
転ばないバランス能力を維持していきましょう！！