2023年10月23日
食事姿勢のポイント
みなさん、こんにちは。
暑い夏が終わり、ようやく秋らしい気候となりましたね。
釜臥山も紅く色づいてきました。
さて今回は"食欲の秋″ということで、定番ですが「食事の際の姿勢」についてお話ししたいと思います。
"座っている姿勢"といっても長時間座っていても疲れにくい姿勢、手作業をしやすい姿勢、
食べ物を飲み込みやすい姿勢など様々です。
みなさん普段テレビを見ている姿勢のままで、食事をとっていませんか?
その姿勢がむせる(誤嚥する)原因となっているかもしれません。
より安全に、より美味しく食事をするためのポイントを見ていきましょう。
食べやすい姿勢のポイント
背すじを伸ばし、あごを軽く引く
前かがみになりすぎてあごが上がると、気管へ食物が入りやすくなり、むせやすくなります。
のどとあごの間に指が3~4本入るくらいの角度とすると飲み込みやすいです。
背もたれのある椅子に深く腰かけ、骨盤を起こす
背中が曲がり、骨盤が後傾し椅子との間に隙間ができている場合は、
姿勢を支えるようにタオルやクッションなどを使って調節します。
椅子の高さは膝が90度に曲がるくらいとし、足の裏を床にしっかり付ける
足の裏が床から離れてしまう場合は、椅子の高さを変更したり、足台を使用します。
体とテーブルはこぶし1つ分くらいの距離にする
距離が離れていると、姿勢の崩れや食べこぼしにつながります。
普段の食べる姿勢を見直して、美味しくご飯を食べましょう!