みなさん、こんにちは！
最近、湿度が高くなり梅雨本番という感じですね。


今回は「フレイルについて」の第3弾として、
フレイルの3つの要因の中から、精神認知的要因について詳しくご紹介します。

皆さん「少し忘れっぽくなってきたな...」などと
若いころと比べて認知機能の衰えを感じるようになった方も多いのではないでしょうか？


認知症と診断されはしないものの、認知機能の低下に加え、
身体機能も低下してきた状態のことを『認知的フレイル』と言います。
認知的フレイルは「身体的フレイルに認知機能低下を併せ持つものであり、
アルツハイマー型もしくはその他の認知症ではないこと」と定義されています。


認知的フレイルの予防・改善方法については明確なものはでておりませんが、
認知的フレイルも身体的フレイルと同様に
よく食べてしっかりと運動をし、頭を使いながら生活することにより
認知機能が改善する可能性があるとされています。

栄養としてはビタミンＥ、DHA、ポリフェノールなどを多く含んだ食品を食事に取り入れる、
運動としてはウォーキングやテレビの体操など、毎日継続しやすいものを行う、
脳トレとしては、計算問題や将棋などだけではなく、
毎日の献立や畑作業の手順を考えたり、
近所の方々との会話を楽しむことも認知機能への刺激となります。
日々の生活に少しずつ取り入れてみて下さい！


第4弾は、社会的フレイルについてご紹介しますので、お楽しみに！