みなさん、こんにちは。
強風が続いていますが、少しずつ気温が暖かくなってきましたね。


さて早速ですが、みなさんは『フレイル』という言葉を
テレビやラジオで、目にしたり耳にしたりすることが増えてきたのではないでしょうか？
私たち職員も、テレビで通販番組をみているときにこの言葉を聞きました！
しかし、そもそも『フレイル』ってどんなものかご存知でしょうか？

今回は『フレイル』の概要について説明します。

まず『フレイル』とは、
「高齢期に生理的予備能が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し、
生活機能障害、要介護状態、死亡などの転帰に陥りやすい状態で、
筋力の低下により動作の俊敏性が失われて転倒しやすくなるような
身体的問題のみならず、認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題、
独居や経済的困窮などの社会的問題を含む概念であり、
適切な介入により予防・改善が可能である」と
日本老年医学会で報告されております。


簡単に言うと、加齢に伴って様々な機能が低下していき
病気になりやすくなった状態のことを言います。
最近、「疲れやすくなったなぁ」「物忘れが増えたなぁ」
「人と会わなくなったなぁ」などと感じることはありませんか？
それらはすべて、フレイルの状態になっている可能性があります。

また、フレイルの状態となったまま放置してしまうと、
脳卒中などの様々な病気につながる危険性が高まります。

ここまで説明すると『フレイル』は身近で、怖いものに感じられますが、
フレイルは予防・改善できる可能性があります！

今月より『フレイル』について、数か月にわたり少しずつ
説明をしていきますので、一緒に勉強していきましょう！！