日中は暖かい日が続いて、春を感じるようになってきましたね。
季節の変わり目は、風邪等引きやすくなりますので、
上着等で調節しながらお過ごしください。


「むくみ自体は知っているけど、なぜむくむのか分からない...」
という方もいらっしゃると思いますので、
今回は、むくみについてお話していきたいと思います。


人間の体は、約60％が水分と言われています。
その体内の水分は、細胞の中に含まれる水分「細胞内液」と、
血液の水分や細胞と細胞の間を満たしている水分「細胞外液」に分けられ、
細胞に栄養を送ったり、老廃物を取り除く役割があります。
また、細胞や血管内を行き来して体内の水分バランスを保っています。
このバランスが崩れ、細胞と細胞の間に水がたまったものが「むくみ(浮腫)」です。

むくみにつながる要因には

①塩分の摂りすぎ
②アルコール摂取
③睡眠不足
④運動不足
⑤ストレス
⑤デスクワークなど長時間　同じ姿勢で過ごす

などが挙げられ、これらは一時的なむくみであることが多く、
ほとんどの場合、生活習慣を見直すことで改善されます。
過去の記事にて、むくみ解消の体操もご紹介していますので
ご参考にしてみてくださいね。

しかし、心臓や腎臓、肝臓といった臓器の疾患によるむくみもあり、
動悸や息切れ、体重の増減が激しい、尿の量が減る、
食欲不振、疲れやすいなどの症状も一緒にみられる場合があります。
その際は、かかりつけの医師に相談してみてください。

青森県のホームページにも脳卒中や心臓病などの「循環器病」の症状や
症状が出た時の対応をわかりやすく解説している動画がありますので、
ぜひ見てみてくださいね。

『YouTubeあおもり健康情報局　県民みんなで循環器病に注意喚起（循環器病対策普及啓発動画）再生リスト』
https://www.youtube.com/watch?v=ZSAQ6Jeaak0&list=PLPjSrYFuQtEW0lQdZckm9zkVtZ0DiBhAV