2023年03月15日
関節の拘縮予防の大切さ
皆さんこんにちは。
暖かくなり雪がほとんど解けましたね。
フクジュソウやフキノトウも少しずつ顔を出しはじめました。
今回はリハビリで関わることの多い
『関節拘縮』についてご紹介したいと思います。
まずはじめに関節拘縮とは、
寝たきりや脳卒中の後遺症、認知症などにより体を動かす機会が減ることで
皮膚や筋肉などの組織が癒着し関節の動きが悪くなる・動かせなくなる状態です。
関節拘縮が進行すると日常生活へ支障が出たり、
床ずれなどの皮膚トラブルにつながりやすくなるため、
予防することはとても重要となります。
関節拘縮を起こさない・進行させないために、
定期的に体を動かし、予防することが大切です。
訪問リハビリでは、
自分の力で手足を動かすことができる方に対しては
関節拘縮を予防するだけでなく、筋力アップにもつながるように
体操やストレッチングの方法を助言しています。
病気の症状や後遺症などにより自分で手足を動かすことが難しい方は、
リハビリにてセラピストが関節可動域練習を行ったり、
その方に合ったセルフケアを助言しています。
また寝たきりの方の場合は、関節拘縮や床ずれが起きないように
クッションなどを使って姿勢を整える方法をご家族へ助言しています。
今後もリハビリに関わるトピックの説明や
訪問リハビリでの取り組みなどについてご紹介していきますので
お楽しみに!!