2023年02月27日
IADL練習のご紹介
今回は前回お話しした「IADL」の練習について、ご紹介したいと思います。
訪問リハビリでは、実際に生活する環境の中で動作を練習することができます。
利用者のみなさんひとり一人の身体状況や家屋状況に応じて
それぞれに合った動作方法の提案や練習、福祉用具や自助具などの検討、
動作に必要となる身体機能アップのトレーニングなどを行います。
現在、IADL練習として脳卒中により右の手足が不自由となった方と一緒に
左手での食器洗いに挑戦しています。
車椅子をどのように停めると左手は動かしやすいのか、
スポンジといった必要物品はどこに置くと手が届きやすいのかなど
アドバイスをしながら一連の動作を練習しています。
練習の回数を追うごとにコツをつかんできているようです。
身体機能のアップだけではなくできることを増やすことができるよう、
利用者のみなさんと相談しながらトレーニングしていきたいと思います。