2021年10月27日
「呼吸トレーニング」
みなさん、こんにちは。
だんだん釜臥山が紅く色づいてきましたね♪
寒くなることで活動量が少なく引きこもりがちとなり、
いざ散歩や買い物へ出かけてみると、息苦しさを感じたり、息切れしたという経験はありませんか?
今回は、呼吸機能の改善のためのトレーニングをご紹介します。
呼吸に対するリハビリの効果としては
・息苦しさ(呼吸困難感)の軽減
・咳嗽力の改善
・誤嚥の防止
・体力(運動耐容能)の改善
などが挙げられます。
その結果、積極的に外出できるようになる、大勢の方との会話や食事を楽しむことができるようになるなど、QOLの向上につながります。
①口すぼめ呼吸
鼻から空気を吸って、口をすぼめてゆっくりと息を吐きます。息を吸うよりも長い時間をかけることを意識します。
②ブローイング訓練
・ペットボトル(コップ)
水の入ったペットボトル(またはコップ)とストローを用意します。ブクブクと泡立てるように息を吹き込みます。息を吐く時間の長さや、ストローの太さなどで難易度を調整できます。
・ティッシュペーパー
ティッシュペーパーを顔の前に垂らし、ティッシュペーパーが水平になるように意識して息を吹きかけます。息を吹きかける時間の長さや、顔とティッシュペーパーの距離で難易度を調整できます。
・吹き戻し
お祭りなどで見かける吹き戻しも、呼吸トレーニングになります。吹き戻しの種類(長さや二又のものなど)で難易度を調整でき、楽しみながら行うことができます。
以前ご紹介した、胸や肩甲骨回り(胸郭)のストレッチングを合わせて行うと、より効果があります。
手軽に始めることができるトレーニングのため、皆さんぜひ取り組んでみてくださいね!