2020年10月30日
楽に起き上がる~起き上がりの手順とポイント~
今回は、「起き上がり」を楽に行える方法をご紹介します!
まずは、効率の悪い体に負担のかかる起き上がりは
・仰向けに寝た姿勢からまっすぐに起き上がる
・脚を上げて反動をつけて起き上がる
これらの起き上がり方は、腹筋や首の力を多く使い負担が大きく、腰や首を痛めてしまうことがあります。
○楽に行える起き上がりの手順とポイント
① 仰向けに寝た姿勢から首・上半身を横向きにします。体の下になる手は体から腕の角度が60~90度くらいに開きます。反対側の手は胸の前にもってきます。
② 体と腕の間の方向(矢印)に向かって、頭を起こします。同時に両手で床(ベッド)を押して体を起こします。
③ 坐位をとって完成です。
起き上がりの介助の際には、腕を引いて起き上がらせることも介助を受ける人や介助者にも負担が大きいです。効率の良い起き上がりの手順で介助を行うと介助者も楽に介助が行えます。
次回は、楽に起き上がりができる為の体操を紹介します!