1月23日、東京ビッグサイトで開催されたメディケアフーズ展内で、「第6回嚥下食メニューコンテスト」決勝審査が行われました。
「とろける天ぷら～青森の海と山の幸～」と題し、地元食材を意識した天ぷらを嚥下機能の低下した方でも食べる事の出来る「嚥下食」として調理しました。

早速ですが、結果は・・・

「部門大賞」を受賞しました！

「とろける天ぷら～青森の海と山の幸～」は、ホタテ、ホヤ、ウニ、アスパラ、かぼちゃの5品を材料に選びました。
もともと柔らかいウニ以外は、一度ミキサーにかけ、元の形と同じになるように成形して凝固剤で固めます。
そして、何よりも天ぷら衣に秘密があります。
衣を柔らかくするためには水分を増やす必要がありますが、水分を増やすと油で揚げる事が難しくなる・・・
何度も試行錯誤して、柔らかく油で揚げる事の出来る衣が完成しました。
油で揚げ、さらに最後は蒸して仕上げました。


ビッグサイト内の特設ステージで調理実演を行いましたが、
実演中、審査員の方からは、「レシピを見てビックリした。今までに見たことの無い調理法である。」というお言葉を頂きました。

天ぷらを、特製天つゆ（ジュレ）と抹茶塩で召し上がって頂きました。

利用者のために「もっと美味しく、もっと見栄えの良い料理を」という普段の業務で行っていることがこういう賞へと繋がりました。
これからも「安心・安全で美味しい食事」の提供を心掛けて精進します！