介護×ロボット ICTプロジェクト
2023年08月30日
もしかしたら最後の手段?
当法人(特養・ショートステイ)では、情報共有ツールとしてトランシーバーアプリ【Buddycom】を職員所持モバイルにインストールし使用しています。これでモバイルがトランシーバーとなり一斉連絡でき、施設内の色んなところにいる職員探しが不要となっています。
でも現状はモバイルをポケット等から取り出して操作する必要があるため、とても便利な反面、業務を中断せざるを得ない場面が発生してしまいます。
これについては当初から課題となっており、様々なイヤホンマイク等を試してきましたが、「他職員が使用したイヤホンを耳に入れる事(いわゆる使い回す)への抵抗感」、「耳や頭に長時間装着する事での圧迫感」、「イヤホン自体に発話スイッチがない為、結局はモバイルを取り出す事が無くならない」等々、ニーズに合致するものを見つける事に苦慮しておりました。
ですが今回、Buddycomに対応しているネックスピーカー【SE-V300】を見つける事ができました。
このネックスピーカーだと、
・上着の襟に乗せて使用する事で、使い回すことへの抵抗感が軽減される。
・首にピタッと付く感じではないので、長時間装着での圧迫感は少ない。
・Buddycom対応のネックスピーカーで、ネックスピーカー本体に発話スイッチがある。よって所持モバイルをポケット等から取り出さず、ただ所持しているだけで良い。
という事となり、当初からの課題が解消できる感じです。
そして、今回ネックスピーカーをお借りする事ができ、テストしています。
一つ懸念しておりました音漏れも、思ったより周囲には響かずに装着者へ聞こえる状況でした。そして、生産性向上するための業務再構築も併行し、良い結果になればと考えております。
イヤホン機器については、これが最後の手段?と思っていますので、上手くゆけば良いなと考えています。