介護×ロボット ICTプロジェクト
2023年06月29日
機器を「うまく使う」
現在法人では、居室見守りセンサーやインカムシステム、天井走行リフト、シフト作成ソフト等、介護ロボットやICT機器を導入し、業務を効率化しております。
ですが、機器に一任するもの・人(職員)が全て行うもの・機器に一部を任せるもの(つまりは人が一部行うもの)、という考えをハッキリしなければならない事も見えてきました。
たしかに、機器に対して「○○機能を追加してほしい」「○○機能は取り除いてほしい」など、ニーズがあがるのは当然の事ですが、一筋縄ではいかないニーズもあります。
最近は法人内でも、"機能の追加・改善を待ち続ける"のではなく、"機器ができないなら人が行う"という考えをもつ場面も多くなりました。前回掲載しました人員配置最適化プロジェクトなどでも、業務自体を見直して機器と協働する事もまさにその一環となっております。さらには、機器が行った事は人が最終確認する(つまり機器に全責任を負わせる事はできない)という必須な考えもありますので、機器と人を切り離す事はできないのも事実です。
介護ロボット、ICT機器ができないところは人(職員)が工夫して、機器を「うまく使う」事を進めていきたいです。