介護×ロボット ICTプロジェクト
2023年04月24日
災い転じて福となす
問題解決のため色々な手法を試し、失敗を重ねながら解決を目指すことを「トライアンドエラー」という言葉を使う事が多くなっていると思います。
ですが、このトライアンドエラーは和製英語で、正しくは「trial and error(トライアルアンドエラー)」と言うそうで、日本では和製英語の「トライアンドエラー」が浸透してしまった現状のようです。
わかりやすく日本語で表すと「試行錯誤」となりこの言葉を聞くと、考えついた手法を色々試し、失敗を繰り返す事により成功手法を見いだす、という意味が頭に浮かびやすい気がします。
当法人では、PDCAサイクルやQC手法等、様々なプロセスで課題解決に取り組んだ経験はありますが、施設のムリ・ムダ・ムラを取り除き、最適な職員配置を目指す「人員配置最適化プロジェクト」では、トライアンドエラーにより成功手法を見つけ出す事も視野に入れています。
ある意味シンプルに職員から「ムリ・ムダ・ムラに思うこと」を拾い上げ、プロジェクトメンバーにより声が多く重要課題と思われるものを抽出、そして課題解決手法を検討し実践する方向です。
今回メンバーで検討している手法の中には、主流から大きくはみ出たやり方(大それたやり方)もあります。ですが、うまくゆけば認められる"結果オーライ"を念頭に置き、職員の皆さんに極力負担をかけずに実践したいと考えています。
施設内にある「大切な失敗」を拾い上げ、つくり上げたやり方が「災い転じて福となす」よう、1つ1つ取り組んでいきたいと思います。
※余談ですが私達はこういった仮説検証全体を、行う前と後にちなんで「ビフォー・アフター」と言ってます(もしかしたら和製英語かもしれませんが・・・)。