介護×ロボット ICTプロジェクト
2023年02月28日
仕事の最適化
当法人では、業務効率化のために様々な「ロボット・機器」、「システム・ソフト」等を試験・評価し、実運用に繋げたものも勿論あります。
しかし、(主観になってしまいますが)今までは"○○をいつも無理して行っている"、"○○を人間が行うのは効率悪い"、"同じ○○を何回も行っている気がする"等、「省力化」「時間短縮」できる業務を抽出する事に集中していたかもしれません。どんな仕事もそうかもしれませんが、一業務がスポットで効率化しても、前後業務や他者業務を調整しない限りトータルでの効率化には近づかない現状だと思います。
当方サービス事業所では、業務分担表があり一日の業務内容(シフト)がタイムスケジュールで決まっています。この業務分担により業務が時間単位で見える化し、職員も今日の仕事が一目瞭然で、今や不可欠なものとなっています。
でも、一業務が効率化(短縮)しても、利用者の皆様の生活リズム(当たり前ですが、三食の基本的時間、リビングでくつろぐ時間等)があり、簡単に業務を前倒したり交換したりする事はできないのは当然で、事業所の全シフトをマクロに見直す必要があります。
そこで現在、法人内で「人員配置最適化プロジェクト」を立ち上げ、事業所内(特に入居施設)全職種に対して業務の「ムリ・ムダ・ムラ」を確認、バランス良いシフトの構築そして介護人材枯渇を見据えた最適な人員配置の標準化をしたいと考えております。
完成への道のりは険しいですが、着手は必至なので一歩ずつ確実に取り組んでいきたいです。