介護×ロボット ICTプロジェクト
2022年02月21日
「安眠プロジェクト」の進捗
特養入居者の安眠環境提供と職員の業務効率化に向けた共同研究プロジェクト「安眠プロジェクト」は、介入後(効率化ツール導入後)のデータ収集期間も終わり、現在は終了後の介護スタッフへの調査や対象入居者の方々への調査等の実施、そして全収集データの分析比較に進んでいきます。
①安静表示機能追加の居室見守りシステムによる安否確認の効率化
②自動体位変換マットによる体位交換業務の効率化
③高機能オムツによるオムツ交換の効率化
上記の効率化がどれくらい安眠環境へ繋がったか?そして、その効率化量が夜間業務全体の効率化にどれくらい寄与するのか?を取りまとめる方向です。
当みちのく荘の分析前データの話になりますが、単純比較で関連する訪室行為は明らかに効率化できていました。その結果を夜間業務全体での効率化として、業務標準化(業務マニュアル)にどうつなげるかを、これから検討していく形になると思います。
この他施設様と共同検証した研究データを精査し、「サービスの質向上かつ効率化した夜間業務標準」構築に結びつけたいと考えています。