今年度開始計画の"夜間訪室ゼロ、そして安眠環境提供"をかかげた共同研究プロジェクト「安眠プロジェクト」の実検証がまもなく開始する運びとなりました。

　コロナによる影響で、会議が全てリモートとなる現状等、思うように計画が進まなかった状況もありましたが、まずはスタッフへの事前アンケートや夜勤体制の現状を記録する予定です。

　今回は夜間帯のスタッフ業務効率化に向けて見定めた「A.I.Viewlife（居室見守りシステム）」「ここちあ利楽flow（自動体位変換マット）」「高吸収おむつ」等のツール使用効果がどれくらいあるのか？そして目標を達成できるか？を複数の参加施設による共同検証により、利用者目線そして職員目線からの確実なデータの数値化･見える化に取り組みます。また、「びっくりシフトさん」を使用してシフト作成の効率化と、夜勤を含めた業務分担の最適化を目指します。

　今まで「人」が行ってきた一部を「機械化」、さらにはその機械併用を含めた業務システムも構築し、それが「人材不足への特効薬」となるよう取り組んでいきたいと思います。