介護×ロボット ICTプロジェクト
2020年08月31日
自動体位変換するマット
介護業務の中で、利用者の夜間入床中等、床ずれ対策のための体位交換は大切ではありますが、スタッフの人力で行う事は安眠妨害かつ業務負担になっている事も事実です。
そこで当方では、他法人との共同プロジェクト(安眠プロジェクト)の検証機器の1つとして、「自動体位変換マット(エアマット)」をテスト使用します。
自動体位変換マットの主な機能としましては、
①自動体位変換機能:マット内の各ポジションのエアがゆっくり膨張・収縮を繰り返すことで利用者に不快感なく体圧分布する。
②背上げ時の姿勢保持:足側と頭側のエアが体を支えることで背上げ時の姿勢を保持する。
③安全センサー:背上げ時、寝位置がずれた際にエアの動きを自動停止し事故を防ぐ。また、離床しようとすると自動でマット自体が硬くなり、端座位時の姿勢を安定させる。
本機器使用により、夜間等、定時に訪室し行う業務を見直し、利用者安眠かつスタッフの業務効率化へ向けて大きい一歩になることを期待しています。