介護×ロボット ICTプロジェクト
2024年02月27日
生産性向上推進体制加算
2024年度の介護報酬改定で「生産性向上推進体制加算」が新たに創設されます。
この加算についてはご存じの方も多いかと思いますが、2種類あり、
1つは、生産性向上推進体制加算(Ⅱ):10単位/月 で要件が、
①利用者の安全、介護サービスの質の確保、職員の負担軽減に向けた方策を検討する委員会を開催し、
「生産性向上ガイドライン」に基づく業務改善にも継続的に取り組んでいること。
②見守り機器などのテクノロジーを1つ以上導入していること。
③1年ごとに1回、業務改善の取り組みによる効果を示すデータをオンラインで提供すること。
2つめは、生産性向上推進体制加算(Ⅰ):100単位/月 で要件が、
①生産性向上推進体制加算(Ⅱ)の要件を満たし、提出したデータで業務改善の取り組みの成果が確認されていること。
②見守り機器などのテクノロジーを複数導入していること。
③介護助手の活用など、職員間の適切な役割分担を行っていること。
④1年ごとに1回、業務改善の取り組みによる効果を示すデータをオンラインで提供すること。
という内容のようです。
単純に考えると、機器や環境整備が必要であり、導入も一筋縄ではない感覚があります。
ですが、当方は整備している所も多く、この加算のテクノロジーについても、見守り機器、インカム等の職員間連絡の迅速化するICT機器、介護記録ソフトやスマホ等の記録作成を効率化するICT機器も導入している現状で、機器のメリットも体感しています。
そして、業務改善の取り組み成果(QC手法等)を見える化し、生産性向上に繋がる体制をつくる事ができればと考えています。