介護×ロボット ICTプロジェクト
2018年12月30日
介護分野の「AI」
介護分野での「AI」活用が注目されており、実用化に向けた取り組みが盛んになってきています。
例えば、
ユマニチュード(介護者の、見る、話す、触れる、立つ等の動作で被介護者に対して心地よい感情になってもらい、介護を受け入れやすくする技法)を習得する為に、AI搭載機器が視線や相手との距離等を記録・判定し、アドバイスをするシステム。
ケアプラン(介護の利用計画)を支援する為に、AIが要介護者のたくさんの状態データを学習(記録蓄積)し、最適な予測プランを提示するシステム。
等々、いわゆるAIに大量データを記録、パターンを認識させた上での出力結果の活用そして実用化に向かって動いています。
そして、現在みちのく荘では「勤務表(シフト)自動作成システム」を導入しています。これは、様々な関連法令(労働基準法や介護保険法等)や職員個々の雇用形態、業務能力をデータ化したシステムが自動で最適なシフトを計算出力するもので、シフト作成業務の大幅な負担軽減・正確さ・公平性が実現しており、さらなるバージョンアップへ向けた取り組みも進捗しております。
来年も、職員が本来のケアにストレスなく取り組めるよう、ICT・IoT機器やロボットの検証等を重ねていきたいと考えております。