介護×ロボット ICTプロジェクト
2021年12月29日
2021年を振り返って
2021年も間もなく終わろうとしています。
共同研究プロジェクト「安眠プロジェクト」のデータ取得、来年度開業予定の仙台特養へ向けての準備等、コロナ禍の現状でも、できる限りの事を法人全体でを実施してきました。
安眠プロジェクトでは、介入前(効率化ツール導入前)データ収集も終わり、介入後(効率化ツール導入後)データ収集開始をしております。居室見守りシステム(安静状態表示機能追加)、自動体位変換マット、高機能オムツの併用実践をし、夜間を中心としてどれくらい居室入室作業等を効率化できたかを数値化しております。
居室見守りシステム(安静表示機能)で、従来の危険予兆行動(ベッドからの離床行為等)検知はもちろん、居室利用者がベッド上で落ち着いているのであれば、安否確認の訪室は効率化できるのでは?と考えている事。
自動体位変換マットで、従来では利用者覚醒行為につながる体位交換行為を触れる事なくできれば効率化できるのでは?と考えている事。
高機能オムツで、従来品より高吸収かつ利用者不快感も軽減されたオムツにより、オムツ交換行為も効率化できるのでは?と考えている事。
3つの「できるのでは?」を確証につなげる事を目標とし、活動継続しております。
そして、この取組が実証されたタイミングと合わせて、既存施設はもちろんとして、来年度開業予定の仙台特養に開業日より組み込み、「ひと」に代わるICT・ロボットの1ツールとして、確立できればと考えています。
来年も、利用者のため、職員のため、施設運営のため をトータルで考えながら取り組んでいきたいと思います。